GUIの普及に多大な貢献をしたマウスですが、昔からそれほど変化したイメージが無いのではないでしょうか。
一般的なマウスの誕生当初からの変更点といえば、形状や解像度の違いは当然として、
USB化、ホイールやボタンの追加、ボールを光学式(赤LED)や、レーザー、青LEDに変更、
ワイヤレス化、等だと思います。
この内、ワイヤレスの利用については、かなり注意する必要があります。
ワイヤレスの場合、どうしても別途電源を確保する必要があり、
構造上電池を利用することになりますが、電池が切れたとたんに動かなくなります。
当然といえば当然ですが、事前に予備の電池を用意しておいたところで、
常に入れ替える余裕があるかどうかは別問題です。
一応、直前にサインをだすように設計されていますが、通常は画面をみていますので、
これに気づくことはないでしょう。
動かなくなって、はじめて疑うことになりますが、原因が電池の消耗なのか、PCの不調なのか、
電波状況に起因するものなのか、マウス自体の故障なのか、とても分かりずらいです。
(電池を入れ替えて改善しなかったら、電池を戻すことまでしなければいけません・・・)
マウスは小型化しても携帯には不向きですので、モバイル環境ではタッチパネルが主流になりつつあります。
ただし、タッチパネルにもたくさんの問題がありますので、デスクトップのような据え置き環境から、
マウスが無くなることはないでしょう。
マウスの追加ボタンは多ければ多い程便利ですが、ボタン配置とカスタマイズ性も考慮する必要があります。
これを比較的考慮してくれているのが、ロジクールのG700あたりではないでしょうか。
(ゲーム用ですが、G300も悪くありません)
また、想像以上に利用しているのがホイールですが、ロジクールのG950は、
ロックを解除すると、ホイールが回り続けてくれるのが親切です。(ただし、大きさと重さがいまひとつ)
G700とG950は、ワイヤレスですが、USBケーブルを利用した充電式ですので、
電池切れについては、比較的問題とならないでしょう。