ディザスタリカバリやフォールトトレランスについて

ディザスタリカバリやフォールトトレランスについて

システム関連の製品の中には、ディザスタリカバリやフォールトトレランスの性能を売りにしているものがありますが、

これらは、どれだけ不測の事態を考慮しているかをアピールするものであって、

ここまでやっていれば絶対に大丈夫、というラインが存在しません。

つまり、セキュリティー対策と同じで、考慮すればするほど良いが、

役に立つかどうかはまったくの未知数であるため、どこまで投資すべきかが難しい、

という内容になってきます。

障害対策やセキュリティ対策が万全であればある程、問題が顕在化せず、

費用に対する効果が不透明となるからです。

逆に、問題が顕在化した場合は、対策が甘かったと判断されますが、

どんなに費用をかけても、障害対策やセキュリティ対策が十分であるという状況は存在しませんので、

まずはそのことを理解してもらう必要があるでしょう。

ある製品を選定し、導入後に何らかのトラブルが発生した場合、他の製品の方が良かったのではないか、

と指摘されないように、選定時点で、本製品にて起こりうる問題は、他の製品でも発生する、

という確証を得るとともに、周知しておく必要もあるでしょう。

 

以前、あるセキュリティ製品の契約において(私の担当ではありませんが)、導入時点で問題が発覚し、

役員、コンサル、社内SEが総出で、先方を取り囲み、契約破棄を迫ったことがあります。

無事に購入を取りやめることはできたのですが、その際にコンサルがかなりきつく先方を非難したことが

忘れられません。

(契約を担当した者にとっては、頼もしく映ったでしょうが、私からは悪の手先のように見えました)

たぶん、そこまでしなくても、先方は今後の関係性を考慮し、同意してくれたでしょうし、

導入直前まで気付かなかった当社の落ち度もあります。

会社の状況からして、金額的な問題も些細なものでしたので、組織内での体面が一番の問題であったことを考えると、

先方にも落ち度はありましたが、災難であったと感じます。

 

実はそれ以前にも、私自身がコンサルとやり合うことがあったのですが、

彼らは知識のみで語る上に、非難するのが仕事かと思うほど、問題点ばかりをあげてきます。

例えば、担当者に伝達が必要なイベントについて、eメールを利用してはどうか、という提案に対して、

「eメールは100%届くとは限らない」等と言い出したのですが、

そんなことをいったら100%のものなど存在しません。

そもそも非難することは簡単で誰にもできることですので、指摘するならより良い案を同時に出すべきと感じますが、

いかがでしょうか。

そんなこともあって、私自身はコンサルが大嫌いなのですが、会社的には、社員の判断による

トラブル発生は避けたい(責任追及が出来ない)ので、コンサルを通して欲しい、と要求してきます。

しかし、コンサルも当然保身に走り、スムーズなシステム提供に支障をきたします。

これを仕事と割り切れればよいのですが、システム関与者は、円滑な作業環境を提供するために働いているわけで、

どうしてもこの矛盾から逃れられません。

一つだけこの状況を回避した例があるのですが、そのお話はまたの機会とします。

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