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テキストファイルの検索について

テキストファイルの検索について

電子データは削除の必要が無い、という話を聞いたことがあります。

それらを直ぐに見つけられる環境を用意しておけば、一切の削除が不要であるそうですが、

確かに、デバイス容量の増加と、単価の下がり具合、蓄積されるデータの速度を考慮すると、

削除に費やす労力は無駄であるように感じます。

 

しかしもう一つの、直ぐに見つけられる環境というのは、実はかなり難しい話ではないでしょうか。

大量のデータが冗長化された状態で蓄積していたら、本当に求めているものを、

あやふやな記憶をもとに見つけ出すのは、不可能に近いと思われます。

 

パソコン性能の向上もあって、検索速度は向上はしていますが、単一のキーワードだけで検索したら、

蓄積量の増大に伴い、大量の候補がヒットします。

 

私も以前、不確かながらも、いくつかのキーワードが数行にまとまっている、

という記憶をもとに、特定のファイルを探したことがありますが、目的のファイルにたどり着くまでに、

かなりの時間を要しました。

 

そこで以前より、複数のキーワードを複数行に対して検索でき、さらにあるキーワードについては、

利用されていないことを条件に出来、加えて検索対象をコメントや文字列(引用符内)に特定

することもできれば、あいまいな記憶から特定のファイルを見つけられる可能性が高まるのではないか、

と考えていました。

 

ネットを探してもそのようなものが見つからなかった(見つけられなかっただけかもしれませんが)為、

今回エクセルマクロを利用して検索ツールを作成しています。

思っていたより実現が難しい部分もあったため、有料としてしまいましたが、

同じような思いをされている方がいましたら、ご一考下さい。

マクロによる作成ですが、ソースは公開していますので、

知識のある方は、必要な機能をさらに追加いただければと思います。

ダウンロード販売(Shop)では、他のマクロについても、提供や販売を行っています。

パソコンのコントローラーについて

パソコンのコントローラーについて

コントローラーを利用する場面というと、主にゲームとなりますが、

家庭用ゲーム機のようなコントローラーは、パソコンではあまり利用する機会がありません。

というのも、パソコン用のゲームはマウス利用が前提で考えられている為です。

(ごくまれにそのようなコントローラーが適切な場面もありますし、販売もされています)

 

しかし、ゲームを行っていると、右手がマウスに割り当てられる為、

キーボード操作を左手で行うことになりますが、片手でキーボード全体を操作するのは困難です。

そこで、左手用のコントローラーがいくつか発売されており、これがなかなか優れています。

 

左手を固定して、指先だけの操作で、各種指示が与えられる為、

キーボードと違って操作に集中できます。

また、各キーのカスタマイズも可能となっているため、いろんな環境に適用することが可能で、

ゲーム以外の用途にも利用出来ます。

 

左手によるキーボード操作に不満があるようでしたら、ためしてみてはいかがでしょうか。

パソコンのマウスについて

パソコンのマウスについて

GUIの普及に多大な貢献をしたマウスですが、昔からそれほど変化したイメージが無いのではないでしょうか。

 

一般的なマウスの誕生当初からの変更点といえば、形状や解像度の違いは当然として、

USB化、ホイールやボタンの追加、ボールを光学式(赤LED)や、レーザー、青LEDに変更、

ワイヤレス化、等だと思います。

 

この内、ワイヤレスの利用については、かなり注意する必要があります。

ワイヤレスの場合、どうしても別途電源を確保する必要があり、

構造上電池を利用することになりますが、電池が切れたとたんに動かなくなります。

当然といえば当然ですが、事前に予備の電池を用意しておいたところで、

常に入れ替える余裕があるかどうかは別問題です。

一応、直前にサインをだすように設計されていますが、通常は画面をみていますので、

これに気づくことはないでしょう。

動かなくなって、はじめて疑うことになりますが、原因が電池の消耗なのか、PCの不調なのか、

電波状況に起因するものなのか、マウス自体の故障なのか、とても分かりずらいです。

(電池を入れ替えて改善しなかったら、電池を戻すことまでしなければいけません・・・)

 

マウスは小型化しても携帯には不向きですので、モバイル環境ではタッチパネルが主流になりつつあります。

ただし、タッチパネルにもたくさんの問題がありますので、デスクトップのような据え置き環境から、

マウスが無くなることはないでしょう。

 

マウスの追加ボタンは多ければ多い程便利ですが、ボタン配置とカスタマイズ性も考慮する必要があります。

これを比較的考慮してくれているのが、ロジクールのG700あたりではないでしょうか。

(ゲーム用ですが、G300も悪くありません)

 

また、想像以上に利用しているのがホイールですが、ロジクールのG950は、

ロックを解除すると、ホイールが回り続けてくれるのが親切です。(ただし、大きさと重さがいまひとつ)

 

G700とG950は、ワイヤレスですが、USBケーブルを利用した充電式ですので、

電池切れについては、比較的問題とならないでしょう。

パソコンのキーボードについて

パソコンのキーボードについて

キーボードにこだわらない方には、馴染みがないかもしれませんが、

キーボードには、少し高級な「メカニカルキーボード」と、比較的安価な

「メンブレンキーボード」が存在します。

(パソコンに同梱されているようなキーボードは基本的に「メンブレンキーボード」)

 

構造上の違いで、クリック感や打鍵音、耐用回数等の違いがある程度ですが、

「メカニカルキーボード」は、利用するスイッチによりさらに「黒軸」、「赤軸」、

「白軸」、「茶軸」、「青軸」といった分類が存在し、これらスイッチの種類により、

「メカニカルキーボード」の、押し下げ圧、クリック音、キーストロークが決定されます。

 

通常利用では、それほど気にかけられることもないキーボードですが、

これらを使い比べると違いは歴然で、タイピングが行いやすいことが分かるかと思います。

(大量の入力を行う方や、ブラインドタッチを行う方は、作業効率にも影響します)

 

個人的には、クリック音の大きな青軸が好みですが、会社で利用すると、

周りがうるさく感じるかもしれませんので、注意しましょう。

 

ディスプレイのサイズについて

ディスプレイのサイズについて

ここ数年で、パーソナルユースのPCをいくつか構築しましたが、

ディスプレイは全て24インチのものを選択しています。

 

最初に24インチを利用した時は、目の前に置くものとしては、かなり大きめかと思いましたが、

慣れてくると、距離と視野とサイズがとてもしっくりくることが分かります。

視野全体に情報が表示できることから、作業中にスクロール等の余計な操作が減り、

集中して作業を行うことが出来るようになりました。

 

また、このサイズになってくると、解像度はフルHD(1920×1080)が用意されていますので、

HDMIを利用してPC以外の用途にも活用できますし、LEDでも2万円しない製品が存在します。

会社PCを24インチ化すると、業務効率も上がるでしょうし、用途によっては、自宅ディスプレイを、

24インチのデュアルにすることも検討してよいのではないでしょうか。

 

FXのチャート表示も広い範囲が見渡せますし、動画編集にも大きな解像度が有利です。

プログラミングにしても、ソース全体が表示できると、コーディングや解析に集中でき、

ゲームによっては、解像度が広い程、表示できる情報量が増えるものがあります。

 

特に表示の鮮明でないディスプレイを使い続けると、視力を落とす原因にもなりますので、

キーボードやマウスと共に、良いものを選んでおきたいところです。